パーソナルスペースが広くなる5つの理由。劣等感がパーソナルスペースを広くする!?
パーソナルスペースとは、他人が存在していると不快に感じる範囲のことです。
●パーソナルスペースが広いと、他人が視界に入っただけでも不快に感じます。他人が教室に入ってきたそれだけで不快に感じます。
●パーソナルスペースが狭いと、他人が目の前にいても不快に感じません。あと少し近づけばキスしてしまうほど近くにいても不快に感じません。
以上のようにパーソナルスペースが広いと不快を感じやすくなります。
パーソナルスペースの範囲は一定ではありません。気分や状況によって広くなったり、狭くなったりします。
今回はパーソナルスペースが広くなる理由について紹介しようと思います。
なぜパーソナルスペースが広くなるのか?
その理由について興味のある方はつづきをお読みください。
パーソナルスペースが広くなる理由
理由1、弱点がある
・トラウマがある
・劣等感がある
・秘密がある
などの弱点がある人はパーソナルスペースが広くなります。
●いじめられたトラウマがある。痴漢にあったトラウマがある。冤罪にあったトラウマがある。
そういうトラウマがある人はパーソナルスペースが広くなります。
またいじめられるのではないか?痴漢にあうのではないか?冤罪に巻き込まれるのではないか?そういう疑いがパーソナルスペースを広くします。
●劣等感。容姿に劣等感を持っている。能力に劣等感を持っている。家柄に劣等感を持っている。
そういう劣等感を持っている人はパーソナルスペースが広くなります。
劣等感を抱いている部分を馬鹿にされるかもしれない。容姿に劣等感を抱いている人は容姿を馬鹿にされるかもしれないと思う。能力に劣等感を抱いている人は能力の低さを馬鹿にされるかもしれないと思う。
そういう思いがパーソナルスペースを広くします。
●人には言えない秘密がある。その秘密がバレると社会的制裁を受けたり、友達に嫌われたりする可能性が高い。
そういう秘密を持っている人はパーソナルスペースが広くなります。
他人との距離が近くなるほどに秘密がバレる可能性が高くなる。だからパーソナルスペースを広く保とうとするんです。
理由2、相手のことが嫌い
相手のことが嫌いだとパーソナルスペースが広くなります。
中学生の頃、大嫌いな先生っていましたよね。僕はいました。その先生を見かけただけで生理的嫌悪を感じるほどに嫌いだった先生が。
見かけただけで生理的嫌悪を感じるということはその先生に対してパーソナルスペースが異様に広かったということです。
嫌いな人間に対して、人はパーソナルスペースが広くなるんです。視界に入っただけで不快感を感じるくらいに広くなるんです。
理由3、性的なことに対する意識
●一般的に女性は男性に対してパーソナルスペースが広くなります。
男はみんな狼だからです。狼だから近づきすぎると食べられてしまうからです。食べられないためにパーソナルスペースを広く保とうとするんです。
●一般的に男性は女性に対してパーソナルスペースが狭くなります。
男はみんな狼だからです。少しでも女性に近づいて食べてしまいたいと思っているからです。食べるためにパーソナルスペースを狭くしようとするんです。
※あくまで一般論です。すべての女性、男性がこの理論に該当するわけではありません。
理由4、ストレスや疲労が溜まっている
ストレスや疲労が溜まっていると他人と接することが億劫になります。
億劫になるとパーソナルスペースが広くなります。
憂鬱なときって、誰にも会いたくないと思いますよね。
シンドイときには、「ゆっくりと休みたいと思いたい。誰にも邪魔されない場所で休みたい」という心理が働きます。
そのためパーソナルスペースが広くなるんです。
理由5、不信感
人間に対して不信感を抱いているとパーソナルスペースは広くなります。
●過去に男性に浮気された女性A子さん。A子さんは浮気されたあと、男は浮気する生き物と思うようになってしまいました。そのせいで男性に嫌悪感を抱くようになってしまいました。
この嫌悪感のせいでA子さんは、男性に対するパーソナルスペースが広くなってしてしまいました。
このように人間不信はパーソナルスペースを広くします。
●「男は狼」「女はわがまま」という固定観念を持っている人などのパーソナルスペースが広くなる原因は人間不信です。だれだって狼かもしれない男に近づきたくないですよね。わがままな女に近づきたくないですよね。
えっ、わがままでも美しい女性には近づきたい?
その気持ちわかります。
人は好みの異性に対してパーソナルスペースが狭くなるんです。
だから近づきたくなるんです。
でも、その綺麗な女性が西太后のような傍若無人な性格だった場合、近づきたいと思いますか?近づけば殺されるかもしれないのに近づきたいと思いますか?
思いませんよね。できるかぎり距離を空けたいと思いますよね。
距離を空けたいということは、パーソナルスペースを広く保ちたいということです。
近づけば殺されるかもしれないという人間不信が距離を空けたいと思わせ、パーソナルスペースを広く保ちたいと思わせたんです。
怒りっぽい先生は見境なく怒るかもしれない。理不尽な理由で怒るかもしれない。
過去に性犯罪を犯した男性はまた同じ犯罪を犯すかもしれない。その被害者に自分がなるかもしれない。
だからそういう先生や男性に対してはパーソナルスペースが広くなる。人間不信が原因で広くなるんです。
まとめ
- 弱点がある
- 相手のことが嫌い
- 性的なことに対する意識
- ストレスや疲労が溜まっている
- 不信感
以上の理由でパーソナルスペースは広くなるんです。
おわり