「運が悪い」 と思うことの4つのデメリット 不運と思えば思うほど不幸になるメカニズム
「運が悪い」と思う人がいます。
「運が悪い」と毎日のように思う人がいます。
「運が悪い」と思うことが当たり前になっている人がいます。
ときどき「運が悪い」と思うのはしかたないと思います。実際に「運が悪い」としか思えない場合があるからです。
でも「運が悪い」と毎日のように思うのは尋常ではありません。
その癖は直したほうがいいです。
「運が悪い」と思うことにデメリットがあるからです。不幸になるリスクがあるからです。
そのデメリットと不幸になる理由をこれからご説明します。
運が悪いと思うことが癖になっている人はぜひ読んでほしいです。
不幸になる前に。
「運が悪い」 と思うことのデメリット
デメリット1、自分以外の何かのせいにしてしまう
不幸を感じたとき「運が悪い」と考えてしまうと、自分の不幸の原因が運という外的要因のせいで不幸になったと考えることができてしまいます。
外的要因のせいとは、自分の外にあるもの(他人、自然現象、時代背景など)のせいにするということです。
外的なもののせいにする癖がつけば何でも他人や自然現象や時代などの外部のせいにしてしまうことが多くなります。
当然、運が悪いと外的な原因のせいにしてばかりいれば、外的なもののせいにしてしまうことが多くなります。
そうなれば他人のせいにしたりすることも多くなります。
「自分の不幸はアイツのせいだ」「自分がつまらない人生を送っているのは親のせいだ」などと他人のせいにすることが多くなります。
そんな他人のせいばかりしていれば被害妄想が大きくなって世の中をうらむようになってしまいます。
「運が悪い」と思っている人にはそんなリスクがあります。
だからあんまり「運が悪い」と思わないほうがいいんです。
デメリット2、言い訳が多くなる
運が悪いと思っている人は他人のせいにするリスクが高くなると先に述べました。
他人のせいにする人は他人のせいにする言い訳を多用するリスクも高まります。
「僕のせいではない。あいつのせいだ。あいつが悪いんだ」「あいつが馬鹿にしたから僕は失恋したんだ」「あの女に振られたせいで僕は今だに独身なんだ」「あいつがいたせいで無理して怪我したんだ」
などと他人を言い訳のネタにする。本当は自分が悪いのに他人が悪いと言い訳を言って自分を正当化する。
運が悪いと思っている人にはそんな言い訳だらけの人生を送るリスクが高まります。
もちろん、運が悪いと思っている人すべてがそんな人間になるわけではありません。
でも、運が悪いと運のせいにしてばかりいる人は確実にそんな言い訳だらけの人生を送る人間になる可能性が高まります。
デメリット3、他罰的になる
運が悪いと運のせいばかりにしている人。
そういう人は他人のせいにする癖がついているので、他罰傾向、つまり、他人になんらかの罰を与えたいという願望が強くなります。
自分に損害を与えた他人に罰を与えたい。そんな気持ちが強くなるんです。
この他罰傾向が強くなっている人は恨みや復讐心を抱きやすいです。
逆恨みも抱きやすいです。
他人のせいにする傾向が強くなればその逆恨みを他人にぶつけてしまうリスクも高まります。
そうならないためにも運が悪いと思いすぎないほうがいいんです。
デメリット4、意欲が低下する
自分は運が悪いと思っている人は何をしても不幸な目に遭うと思いやすくなります。
そう思うようになれば、生きる気力が低下してしまいます。
どうせ努力しても運が悪いせいで不幸な目に遭うと思って、努力しなくなります。
そうなれば向上心のない死んだ魚のような目で生きるようになってしまいます。
意欲低下してゾンビみたいな人生を送りたくなかったら運が悪いなどとあまり思わないほうがいいんです。
・自分以外の何かのせいにしてしまう
・言い訳が多くなる
・他罰的になる
・意欲が低下する
以上、運が悪いと思うことのデメリットを4つ紹介しました。
上記で述べたデメリットはあくまで可能性です。
運が悪いと思っている人が必ずそのデメリットを体験するわけではありません。
でも「運が悪い」と思う回数が多い人はそのデメリットが現実になる確率は確実に上がります。
だから「運が悪い」とやたら思う癖は直したほうがいいです。
不幸になるリスクを高めないために。
おわりっ