悪口を言うメリット3選 悪口が病み付きになる理由は手軽に優越感を感じられるから!
空気を吸うように悪口を言う人がいます。
ブログのコメント欄で悪口を言う人もいます。
ツイッターのコメント欄でも悪口を言う人がいます。
教室の昼休みに悪口を言う人がいます。
日本の至るところに悪口を言う人が無数にいます。
なぜ彼らは悪口を言うのでしょうか?
答えは簡単です。
悪口を言うことにメリットがあるからです。
悪口を言うことにどんなメリットがあるのか?
それについて語ろうと思います。
悪口を言うメリット
メリット1、手軽に優越感を得ることができる
「アイツはブサイクだ」と悪口を言う。
この悪口を言う人の中には「自分は相手よりブサイクではない」という認識があります。
この認識が優越感を感じさせてくれるんです。
「アイツは馬鹿だ」という悪口を言う人の中にも「自分は相手より馬鹿ではない」という認識があるので優越感を感じることができます。
このように悪口を言う人の中には「自分は相手より勝っている」という認識があるので優越感を感じることができるのです。
悪口を言う人が優越感を感じられる理由
悪口を言う人には、相手の劣った部分を探す癖があります。
悪口を言うために相手の劣った部分を探す。
それを繰り返してきた。
その結果、相手の劣った部分を探す癖になってしまった。
これが悪口を言う人が相手の劣った部分を探す癖がついてしまう理由です。
相手の劣った部分を探す癖のメリットは2つあります。1つ目は優越感を感じることができること。もう2つ目は悪口を言えることです。
優越感を感じることができる理由。
理由は簡単です。
相手の劣った部分を見つけることができれば、確実に自分のほうが勝っていると思うことができるからです。
普通、人が悪口を言うために相手の劣った部分を探すとき、自分より劣った部分を見つけようとします。
自分より劣った部分を見つけることができれば、確実に自分のほうが勝っているという優越感を得ることができるからです。
だから悪口を言う人は自分より劣った部分を相手から見つけようとするんです。
優越感は人に快楽を与えてくれます。自分のほうが勝っているという快楽を与えてくれます。
そんな快楽を得るために悪口を言う人は確実に自分より劣った部分を相手から見つけようとするんです。
自分のほうが劣っていても優越感を感じる方法がある
例えば学力が相手より劣っている場合。
この場合、普通なら劣等感を感じることになります。
でも考え方によっては優越感を感じることができます。
「成績なんて下らない」と成績の価値を否定するんです。
そうすれば優越感を感じることができます。
「成績を下らない」と成績の価値を否定することができれば「成績優秀な人も下らない」と考えることができます。
そんなくだらない人に比べたら自分のほうがマシと考えることができます。
自分のほうがマシと考えることができれば優越感を感じることができます。
以上のように成績の価値を否定すれば優越感を感じることができるんです。
ダイヤモンド。
ダイヤモンドは価値あるものです。でもその価値を下らないと否定すればその人にとってダイヤモンドは石ころになります。
そう考えることができればダイヤモンドをたくさん持っている人は、石ころをたくさん持っていると考えることができます。
そう考えることができれば優越感を感じることができます。
下らないダイヤモンドをたくさん持っている人より、持ってない自分のほうが勝っていると考えることができるから優越感を感じることができるんです。
学力を否定することによって優越感を感じるのも、「学力が高い人ということは下らない能力が高いということだ。それに比べて自分はそんな下らない能力が低い。だから俺のほうがマシだ」と考えることができるから優越感を感じることができるんです。
以上のように価値を否定すれば優越感を感じることができるんです。
↓
夢を持っている人より夢を持ってない自分のほうがマシと思える
↓
優越感を感じる
というように優越感を感じることができるんです。
「下らない」という悪口を言って相手の価値を否定する。たったそれだけのことで優越感を感じることができるんです。
だから否定形の悪口を言う人が多いんです。手軽に優越感を感じることができるから多いんです。
「夢を叶えられるのは一握りの人間だけ。そんな夢を叶えるために努力するなんてナンセンス。だから夢を持っている奴もナンセンス」
という否定系の悪口を言うのも優越感を感じるためです。
夢を追うことを否定すれば、夢を追っている人より夢を追ってない自分のほうがマシになり、優越感を得られる。
だから夢を追う人を否定するんです。「下らない。下らない」と否定系悪口を連呼するんです。手軽に優越感を得るために連呼するんです。手軽に優越感を得ることができるから連呼する人が多いんです。
「くだらない」と言っていれば自尊心も守れる
「くだらない」と言って他人の価値を否定していれば自分の自尊心を守ることができます。
例えば夢を持って頑張っている人をくだらないと言っている人。
この人には夢がありません。
そんな夢のない人が夢を持って頑張ることは素晴らしいと考えるようになった場合、間違えなく劣等感を抱きます。
夢がないせいで劣等感を抱くことになってしまうんです。
他人には夢がある。人生を賭けてチャレンジする価値のある夢がある。でも私には夢がない。そう考えて劣等感を抱いてしまうんです。
劣等感を抱けば自尊心が傷つきます。夢のない自分が未熟な存在に感じます。
悪口を言う人の中には、他人の価値を認めてしまえば、自尊心が傷つくことがわかっている人がたくさんいます。
だから他人の価値を否定して悪口を言い続けてしまう。自分の自尊心を守るために悪口を言い続けてしまう。
悪口を言う人がそんな理由で悪口を言い続けてしまう人がいるんです。
メリット2、自分の人生を有利にできる
悪口には相手の価値を下げるという目的があります。
ネガティブキャンペーンというものがあります。
ネガティブ・キャンペーンとは、誹謗中傷により対立候補をおとしめる選挙戦術の一つです。
対立候補の悪口を言うことによってその候補の評価を下げることによって選挙を有利にするという作戦です。
↓
国民の候補者Bへの評価が下がる
↓
候補者Aが有利になる
これがネガティブキャンペーンです。
悪口ばかり言っている人は毎日のようにこのネガティブキャンペーンをやっているようなものです。
なぜそんなネガティブキャンペーンみたいなことを毎日のようにやっているのか?
それは自分の人生を有利にするためです。
悪口を言うことによって他人の評価が下がれば、自分の人生が有利になります。
職場で悪口を言ってBさんの評価を下げる。下げ続ける。そうすればいずれBさんの評価は自分より下になる。そうなれば職場での自分の立場が有利になります。Bさんよりも出世しやすくなります。
このように自分の人生を有利にするために悪口を多用する人がいるんです。
このネガティブキャンペーン的悪口を有効利用することができれば相手の評価を致命的に下げることができます。
B子さんはAさんが好き。でもF子さんもAさんが好き。F子さんのほうがAさんと仲良い。このままではF子さんにAさんを恋仲になってしまう。
B子さんはSNSを利用してF子さんの誹謗中傷をする。それが職場の人間が目にする。その人間が職場内でそのSNSのことを話す。F子さんの悪い噂が職場内で広がる。Aさんもその悪い噂を聞いてしまう。
Aさんはその噂を鵜呑みにしてしまい、F子さんと距離をとるようになる。
その隙にB子さんはAさんに近づき、Aさんと恋仲になる。
というふうにネガティブキャンペーンを有効利用することによってライバルに致命的ダメージを与えることが可能なんです。
こういう可能性があるから人は悪口を言いたくなってしまうんです。自分の人生を有利にするために。そして得するために。
メリット3、自分のサディスティックな欲望を満たすことができる
人は誰でもサディスティックな欲望を抱くことがあります。
ストレスが溜まったとき。他人に嫌がらせをされたとき。何をやっても上手くいかないとき。親に小言を言われたとき。上司に批判されたとき。誰かに嘲笑されたとき。
そういうとき、大概の人は怒りを感じ、サディスティックな欲望を抱きます。
サディスティックな欲望を感じたとき、人は悪口という名の攻撃をしたくなります。
悪口を言う人はこの攻撃欲の赴くままに悪口を言います。
悪口を言えば攻撃欲が満足させられるからです。
普通の人は趣味や運動でこの攻撃欲を解消します。でも悪口を言う人は悪口を言うことによってこの攻撃欲を解消します。
現代はストレス社会です。すぐにストレスが溜まってしまう社会です。そんな社会で生きていれば毎日のようにサディスティックな欲望を抱いてしまいます。
悪口を言う人はその欲望を悪口を言うことによって解消しているんです。
人を傷つけることを言うことによって自分の欲望を解消しているんです。
まとめ
・優越感を得られる
・自分の人生を有利にできる
・サディスティックな欲望を満たせる
以上のメリットがあるから悪口ばかり言う人がいるんです。
おわり