『X JAPAN』の名曲10選 ”yoshiki”の芸術性と人生観を感じられる音楽を聴いてくれ!

X JAPAN

言わずと知れた日本を代表するロック・バンド。

今や世界を世界レベルで活躍するバンド。

それが『X JAPAN』

数々の悲劇に見舞われながら、それを乗り越え、今も活躍し続けるバンド。

壮絶なまでの完璧さを求めながら音楽を作り続けるバンド。

それが『X JAPAN』

僕はそんな『X JAPAN』が心から大好きです。

そんな僕が大好きな『X JAPAN』の名曲を紹介したいと思います。

今も色褪せることのない『X JAPAN』の名曲の数々。

その中から10曲を僕の独断と偏見で選んで紹介したいと思います。

『X JAPAN』の名曲10選

1曲目:ALIVE

『X JAPAN』の初期の名曲。

正確には『X JAPAN』が『X』というバンド名で活躍していたときの名曲です。

イントロ部分に使われているベートーヴェンの「月光」。

この部分を聴いているだけでもyoshikiの音楽センスの高さを実感することができます。

クラシックピアニストを目指していたyoshikiのピアノ演奏力の高さがこの月光の部分を聴いているだけでもわかります。

この月光の部分だけでなく、ALIVEの中には、yoshikiのピアノ演奏を聞くことができる部分があります。

その部分も素晴らしい演奏です。思わず感動して涙が流れてしまうほどに素晴らしい演奏です。聴いたことのない人には絶対聞いてほしいを言いたくなるくらい素晴らしい演奏です。

当然、そのピアノ演奏している部分を作曲したのは、yoshikiです。

yoshikiはこのALIVEという曲をデビュー前に作り出したんです。すごいですよね。デビュー前にこんな素晴らしい曲を作ってしまうなんて。

そんな才能豊かなyoshikiがいてくれたから、ALIVEという名曲を僕は聴くことができた。

そう考えるとyoshikiにどれだけ感謝してもしたりないと思ってしまいます。ありがとうを100万回言っても足りないと思ってしまいます。

ALIVEは、『Vanishing Vision』という『X JAPAN』がインディーズで活動しているときに販売したアルバムに収録されている曲です。

メジャーデビュー前の『X JAPAN』の音楽を知りたい方はぜひ『Vanishing Vision』を聴いてみてください。

2曲目:I’LL KILL YOU

この曲も『X JAPAN』が『X』として活動していたときに誕生した曲であり、『X』がメジャーデビュー前に誕生した曲です。

疾走感があって、最初から最後まで全力疾走で走り抜けるような感じの曲です。

聴いていると、当時の『X』の勢いを物語っているようにも感じます。

ラストのドラの音を聞くと、yoshikiがドラを叩いている姿が目に浮かびます。

ギター・ソロを聴いていると、過激なファッションをしているhideが目に浮かびます。

yoshikiとhideという日本を代表するロックスターが同じバンドにいるという奇跡。その奇跡の始まりを『I’LL KILL YOU』を聞けば体験することができます。『Vanishing Vision』というアルバムを聞けば体験することができます

聴いたことがない人はぜひ聴いてほしいです。今聴いても古臭く聞こえません。いかに『X JAPAN』が時代に囚われない普遍性のある音楽を作っていたのかがわかります。

『X JAPAN』の遍性のある音楽をぜひ聴いてほしいです。

3曲目:silent jealousy

アルバム『Jealousy』に収録されている曲であり、XがNHK紅白歌合戦に初出場したとき演奏された曲でもあるsilent jealousy。

ピアノのイントロから始まるsilent jealousy。静かな始まりなのでバラードかなと思ってしまいます。

でも、その予想は良い意味で裏切られます。ピアノイントロが終わると激しいロックチューンの曲が始まります。そして命がけで走り続けるみたいに激しい演奏が続きます。

ファンならば聴いているだけでyoshikiの激しいドラミングが脳裏に浮かんでしまう。

そんなファンにはたまらない曲です。

曲の途中で再びyoshikiのピアノ演奏が聞くことができます。その演奏は冒頭の演奏とは違い、激しいピアノ演奏が続きます。yoshikiの激しい気性を表すような演奏が続きます。

その部分だけを聴くだけでも感動してしまうくらい素晴らしい演奏です。yoshikiの激しいドラムではなく、yoshikiの激しいピアノを聴きたい人にはおすすめの部分です。

4曲目、

・メジャーデビュー前アルバム『Vanishing Vision』
・メジャー・デビューアルバム『BLUE BLOOD』

この2つのアルバムに収録されているほどの人気曲である紅。

『Vanishing Vision』に収録されている紅は最初から最後までロック的色彩の強い曲調です。

一方、『BLUE BLOOD』に収録されている紅は基本的にはロック的色彩の強い曲調ですが、曲の随所にクラシカル的な色彩が散りばめられているので、ロックとクラシックを同時に楽しめるような曲調になっています。

ぜひ聴き比べてほしいです。

きっと『X JAPAN』のアレンジ力の高さを感じて頂けると思います。

この紅という曲は、アレンジされて、日本の高校野球の応援曲として今も使われています。

高校野球を見ていて、この曲を応援歌を聞くと、つい『紅に染まったこの俺を慰める奴はもういない』と歌いたくなります。

5曲目、Born to be free

解散していた『X JAPAN』

もう二度と新曲は聞けないだろうと誰もが思っていた『X JAPAN』

その『X JAPAN』が奇跡の復活を果たし、このBorn to be freeという曲は誕生しました。

奇跡の曲と言っても過言ではない曲が僕は大好きです。『X JAPAN』が奇跡の復活をしたあとに誕生した曲の中で一番好きです。どの曲も好きですが、一番この曲が好きです。

yoshikiのコメント「『BORN TO BE FREE』を作曲し始めたとき、この曲はX JAPANにとって、とてもスペシャルな曲になると確信しました。この曲を通して、聴いてもらう人にそれぞれご自身のストーリーを重ねていただけたらうれしいです。誰もが自由という名の下に生まれ、無限大の夢に向かって生きることができると思っています」

たぶん、僕がこの曲が大好きな理由は、自由に生きてもいいんだよと言われている気がするからではないかと思います。

大人になると義務や責任が増えて、不自由になっていく。でも、そんな中でも自由を求めて生きていいんだよと言われているような気がする。この曲を聞くとそんな気がする。だから好きなのではないかと思います。

不自由を感じている人はぜひこの曲を聴いてほしいです。

6曲目:ART OF LIFE

yoshikiの半生を描いたと言われている曲『ART OF LIFE』

穏やかなバラード調の演奏から始まるこの曲の長さは約30分。ある種のクラシック曲のような長さの曲だが、僕には少しもこの30分が長く感じない。毎回、30分間、この曲を集中して聴いてしまう。それくらい聞き所満載の曲なんです。

曲の途中でピアノのソロパートがあります。その部分を聴いているとyoshikiの繊細さと激しさを垣間見ることができます。聴いていると演奏の途中でyoshikiの精神が崩壊してしまうのではないかという不安を感じてしまうくらいの鬼気迫るyoshiki演奏も聞くこともできます。

曲のほとんどは激しい曲調の部分が多い曲です。つまり、yoshikiはこの曲を演奏しているとき、ほとんどの時間を激しいドラミングをしていることになります。

それを想像すると怖くなります。本当にyoshikiは壊れてしまうのではないかと思って。

実際にyoshikiは1993年東京ドームライブで2回も演奏しています。信じられないような肉体的負荷がかかったはずです。でもyoshikiは倒れることなくそのライブを終えています。

yoshikiはアスリートなのでは、と僕は思いました。

7曲目:Unfinished

・メジャーデビュー前アルバム『Vanishing Vision』
・メジャー・デビューアルバム『BLUE BLOOD』

この2つにUnfinishedは収録されています。

『Vanishing Vision』には未完の状態で収録されています。
『BLUE BLOOD』には完成の状態で収録されています。

どちらも好きですが、どちらかというと完成形のほうが好きです。クラシカルなアレンジなので好きなんです。

yoshikiの叙情的なピアノ演奏を全編を通して聞くことができる曲です。聴いているとyoshikiの悲しみや苦しみを垣間見ているような気分になって、せつない気持ちになります。

暗い曲調の曲なのですが、なぜかこの曲を聞き終えると明日もがんばろうという気持ちに僕はなります。不思議なものです。

きっとこのUnfinishedという曲の中には、人をポジティブにする要素が含まれているのだと僕は思っています。

あなたはUnfinishedを聴いてどんな気持ちになりましたか?僕と同じように前向きになれたのなら嬉しいです。きっと僕と良い友達になれる気がします。

8曲目:tears

他界してしまった偉大なギタリスト・hideがX JAPANの曲の中で最も好きだったと言われている曲『tears』

この曲がライブで演奏されるたびに天国のhideも聴いているんだろうなと思うと悲しい気持ちになります。

もしhideが生きていたらX JAPANはどんなバンドになっていたんだろう。hideのことを思い出すたびにそんなことを考えてしまいます。

でも、その”もし”は絶対に現実にはなりません。

だから僕はtearsがライブで演奏されるときは天国でhideもギターを演奏している姿を想像するようにしています。ピンク色の髪でド派手な衣装で演奏しているhideの姿を想像するようにしています。そういう想像するほうが「嬉しい気持ちになれるから」「悲しい気持ちにならずにすむから」です。

hideもきっと自分のことで悲しむファンよりも自分のことで喜ぶファンのほうが見たいと思っている気がします。

だから僕はなるべくhideを考えるときは幸せな気持ちになれることを考えるようにしています。それをhideが望んでいると信じて。

9曲目:Forever Love

元内閣総理大臣・小泉純一郎が自ら出演する自由民主党のCMソングに使用した曲『Forever Love』

yoshikiの出身地『館山市』では、2012年12月24日から金・土・日曜と祝日の午後5時に防災行政無線で「Forever Love」のオルゴールが流されています。館山駅の自由通路でもyoshikiの誕生日に「Forever Love」のピアノ演奏曲を流されています。

「yoshikiの音楽が防災行政無線で聞けるなんて羨ましい」と僕は思っています。ちなみに僕の住んでいる地区では「夕焼け小焼け」が流されています。

この「Forever Love」は、X JAPANが解散前に演奏した最後の曲でした。もう永遠にX JAPANの演奏は見れないのか・聞けないのかと思うとすごく悲しくなったのを覚えています。

でもX JAPANは再結成して、この曲をライブで披露してくれています。

ありがたいことです。X JAPANが再結成したとき、僕は生まれて初めて強く神の存在を信じることができました。

それくらいX JAPANの再結成は僕の中で奇跡的なことだったんです。

10曲目:The Last Song

X JAPAN解散決定後にレコード会社からの要望によりがyoshikiが作曲した曲『The Last Song』

この曲を聴くと悲しい気持ちになります。X JAPANの解散を思い出してしまうからです。

Toshlの脱退により、現実になってしまったX JAPANの解散。その衝撃を今でもよく覚えています。

yoshikiがどういう思いでこの曲を作り、どういう思いでラストライブで演奏していたのか?それを考えるだけでも悲しい気持ちになります。

Toshlはyoshikiにとってかけがえのない幼馴染。家族と言っても過言ではない存在。そのToshlとはもう永遠に同じ舞台に立つことはない。この曲がToshlが歌う最後の俺のオリジナル曲だ。

そうyoshikiは思って、この曲を作り、この曲を演奏していたのではないかと僕は思います。

そう思うと本当に悲しくなります。

でも、この曲はToshlが歌う最後のyoshikiオリジナル曲にはなりませんでした。再結成して舞台の上でyoshikiの演奏に合わせてToshlが歌うことが現実になりました。

運命は変えられる。

yoshikiとToshlの奇跡の物語を見ているとそう思わずにはいられません。

みなさんもそう思いませんか?

『X JAPAN』の名曲10選まとめ

①ALIVE
②I’LL KILL YOU
③silent jealousy
④紅
⑤Born to be free
⑥ART OF LIFE
⑦Unfinished
⑧tears
⑨Forever Love
⑩The Last Song

どれも名曲です。聴いたことのない人はどの曲から聴いても衝撃を受けると思います。日本にこんな素晴らしいアーティストがいたのか、と。

なので聴いたことがない方はぜひ『X JAPAN』の曲を聴いてください!

おわり

Posted by みーこ