嫉妬の化身みたいに毎日嫉妬していませんか?嫉妬深いことのデメリット4選
今、嫉妬してませんか?
街を歩けば嫉妬してませんか?
誰かを見るたび嫉妬していませんか?
嫉妬は自分を向上させる原動力になるというメリットがあります。
でも嫉妬は自分をダメにする原因になるというデメリットもあります。
今日は、嫉妬のデメリットについて話したいと思います。
嫉妬深いことのデメリット
デメリット1、攻撃的になりやすい
嫉妬には怒りの感情が混じっています。
嫉妬には羨ましさと悔しさという感情が含まれているからです。
自分が求めるものを他人が持っている。こういうとき人は羨ましさを感じます。同時に悔しさも感じることがあります。感じない場合もありますが、嫉妬深い人は確実に悔しさを感じます。
なぜ悔しさを感じるのか?
他人と自分を比較してしまうからです。比較して自分が劣っている・負けていると思ってしまうからです。だから悔しさを抱いてしまうんです。
他人は自分の求めるものを持っている。でも自分は持っていない。そう考えて敗北感や劣等感を感じてしまう。
自分の欲しいクルマを友人が持っている。でも自分は持ってない。そう考えて敗北感や劣等感を感じてしまう。
他人と自分を比較して、敗北感や劣等感を感じてしまうから、悔しさを感じてしまうんです。
嫉妬にはこの悔しさが含まれているから攻撃的になってしまうんです。
だから嫉妬深い人は攻撃的になってしまうんです。
嫉妬深い人は、他人を見て、羨ましさだけでなく、悔しさを抱いてしまうから、怒りを感じ、攻撃的になってしまうんです。
↓
自分が求めるものを他人が持っている
↓
それを見て、羨ましさを抱く。同時に悔しさを持つ
↓
悔しさに含まれる怒りのせいで攻撃的になる
という流れで攻撃的になってしまうんです。
嫉妬深い人は毎日のように攻撃的になっているんです。
嫉妬深い人は時々鏡で自分の顔を見ることをおすすめします。攻撃的になっている自分の顔を見れば嫉妬ばかりしているのはヤバイと思って生活スタイルを変えようという気になれると思います。
デメリット2、悪口を言いやすくなる
上記で、嫉妬を抱くと攻撃的になると言いました。
攻撃的になれば、悪口を言いやすくなります。
上司の悪口。家族の悪口。芸能人の悪口。成功者の悪口。さまざまな人の悪口を言うリスクが高くなります。
芸能人を見て「コイツ、ぜったい裏で悪いことやってる」「どうせ枕営業で売れたんだろう」「この女優、ぜったい性格悪いわ」「1000万円寄付しただと。どうせ売名だろう」と悪口を言う人いますよね。
そういう悪口を言う人々の中にはその芸能人に嫉妬している人がいます。嫉妬をして攻撃的になっているために悪口を言っている人がいます。
「上司が無能で腹が立つ」「上司の見る目がないから俺は出世できない」「あの上司、幹部たちにごますって今の地位を手に入れたに違いない」「あんな会社の利益しか考えてない上司なんて嫌いだ」と上司の悪口を言う人々。そういう人々の中にも上司に嫉妬して、攻撃的になって、悪口を言っている人がいます。
このように嫉妬して攻撃的になると悪口を言いやすくなるんです。
僕自身、若い頃、よく嫉妬して、攻撃的になっていました。今でも攻撃的になることはありますが、若い頃の攻撃性は今よりも遥かに酷かった。毎日のように嫉妬して他人の悪口を言ってました。
「あの女ぜったいビッチだ」「街中でイチャイチャすんなよ。バカップルが!」「上司が馬鹿だとシンドいわ」「会社は自分の利益しか考えてない」「友達だって打算と俺と付き合ってるんだろう」「友達だって俺に醜い嫉妬を抱いているに違いない」などなど。毎日のようにそんな悪口を考えたり、実際に言ったりしていました。
このように嫉妬をすると悪口を言いやすくなってしまうんです。
当然、嫉妬深い人は普通の人の何倍も悪口を言いやすい状態になっています。そのため毎日のように悪口を言ってしまう場合があるんです。
デメリット3、自己批判をしやすくなる
嫉妬によって生じた攻撃性。その攻撃性を自分に向けてしまう人がいます。
こういう人は自己批判をしやすくなります。
「自分は馬鹿だ」「どうしてこの程度のこともできない。クズが」「ダメ人間か。俺は」「生きてる価値ないような気がする」「テキパキ動け。このノロマ」というふうに自己批判する人々。
そういう人々の中には、嫉妬によって生じた攻撃性のために自己批判している人がいます。
こういう自己批判する人は、自傷行為をする可能性もあります。壁を殴ったり、無茶な運動をしたり、無謀運転をしたり、ヤケ酒を飲んだり、リストカットしたりする可能性があるんです。嫉妬をするとそういう自傷行為をしてしまう可能性があるんです。
嫉妬深い人は自傷行為をしてしまう可能性が非常に高いんです。
嫉妬に狂って何度もリストカットをする女性が今も昔も存在しています。嫉妬に狂って無謀運転をして大事故を起こした男性も今も昔も存在しています。
そんな自傷行為をさせる力が嫉妬にはあるんです。
デメリット4、自信を失う
嫉妬は悔しさを含む感情です。
悔しさは自分と他人を比較して、自分が劣っている・負けていると認識したときに抱く感情です。
自分と他人を比較して、自分が劣っている・負けていると認識すれば、当然、劣等感を感じます。この劣等感は嫉妬のたびに感じます。
劣等感を感じれば、自信が低下します。劣等感を感じる回数が増えれば、自信はどんどん低下していきます。
嫉妬深い人は毎日のように嫉妬します。そのたびに劣等感を抱きます。何度も抱きます。そのたびに自信は低下していきます。
↓
自分が求めるものを他人が持っている
↓
自分は持ってない
↓
劣等感を感じる
↓
自信が低下する
というサイクルを嫉妬深い人は毎日のように繰り返しているんです。
自信が低下するとより嫉妬深くなります。
なぜより嫉妬深くなるのか?
自分の自信が低下するということは自分の価値が下がるということだからです。
自分の価値が下がれば、他人のほうが自分よりも価値ある存在だと思う機会が増えてしまいます。そうなれば嫉妬する機会も増えてしまいます。
嫉妬は他人の価値あるものに対して抱く感情だからです。その価値あるものを求める気持ちがあるから抱く感情だからです。
だから他人の価値が上がってしまうと嫉妬を抱く機会が多くなり、より嫉妬深くなってしまうんです。
↓
自信が低下する
↓
自分の価値が下がる
↓
より他人が価値ある存在に見えるようになる
↓
嫉妬する機会が増える
という流れで嫉妬深くなってしまうんです。
嫉妬ばかりしていると劣等感を強めやすくなるんです。そしてより嫉妬深くなりやすくなるんです。
嫉妬や劣等感は自己嫌悪を抱きやすくします。自己嫌悪もまた自分の価値を下げる感情です。
つまり嫉妬深い状態というのは、自分の価値を下げやすい状態ということでもあるんです。
だから嫉妬をしすぎるのは、良くないんです。自分の価値が下がれば、引きこもりになったり、鬱病になったり、自傷行為をしたりするリスクが高まります。だから嫉妬深過ぎるのは危険なんです。
①攻撃的になる
②悪口を言いやすくなる
③自己批判をしやすくなる
④自信を失う
嫉妬によって生じたエネルギーの使い方を間違えると不幸な人生を送ることになってしまいます。
嫉妬によって生じたエネルギーは、自分を高めるために使うことをおすすめします。
おわり