自己啓発本を読み過ぎるとメンタルに悪影響!?(メンタリスト DaiGo談)
世の中には自己啓発本が溢れています。
「メンタルが強くなれる本」「内向型を強みにする本」「不安に負けないメンタルを身につける本」「逆境に強くなれる本」「挫折を糧に成長できる本」「異性にモテモテになる話術が学べる本」
など、さまざまな自己啓発本が存在しています。
そんな巷に溢れる自己啓発本を読み過ぎるとメンタルに悪影響を及ぼす場合があることが明らかになったんです。
○モントリオール大学の実験○
18名の自己啓発本をよく読む人(年に4冊以上を読む人)を対象に行った実験。
この18名を以下の2グループ分けした。
グループ①:人格やスキルの成長に役立つ自己啓発本が好きなタイプ。成長志向型タイプ。
グループ②:特定の問題解決に役立つ自己啓発本が好きなタイプ。問題解決型タイプ。
以上の2グループに分けた。
グループ分けした人達全員にストレスレベル・パーソナリティ・うつ傾向を計るテストを行った。
その結果、
グループ①成長志向型は、ストレスに弱く、ちょっとしたトラブルでもコルチゾール(ストレスホルモン)が増えやすいこと、
グループ②問題解決型は、鬱傾向があり、「うつ病自己評価尺度」(臨床でも使われる鬱度レベルを計るテスト)で平均より高い得点を取りやすいこと、
以上の2つの事実が明らかになった。
自己啓発本を年に4冊以上読む人は、ストレスを感じやすくなったり、鬱レベルが高くなったりすることが明らかになったんです。
メンタリストのDaiGoさんもこの事実について肯定的に話をしています。
僕自身もこの研究結果を肯定的に見ています。
20代の頃、年間20冊くらい自己啓発本を読んでいました。その頃の僕は「自分を変えたい、メンタルを強くしたい」という気持ちが強かった。だから自己啓発本を読み漁っていたんです。
その頃の僕は、ストレスを感じやすく、鬱状態になることも多かった。
以上のような経験があるので、この実験結果を肯定的に見ています。
どんな栄養価の高い食物でも食べ過ぎると害になります。それと同じように自己啓発本も読み過ぎると害になるのだと思います。
僕的には自己啓発本自体が有害なのではなく、読み過ぎが有害なのではないかと思っています。
だから僕は自己啓発本を読み過ぎないよう注意しています。
読み過ぎてるなと思ったときは音楽を聞いたりします。x japanの曲をよく聞きます。
『silent jealousy』『紅』などを聴くと気分がスッキリします。
僕的にはストレス解消には、ヘビメタを聴くのが一番だと思っています。
自己啓発本ばかり読んでいるあなた。一度、その本を閉じて、ヘビメタの曲を聴いてみませんか?
きっと新鮮な感覚を体験できると思いますよ。
あっ、ヘビメタが大好きになっても、聴き過ぎには注意してくださいね。
自己啓発本を読み過ぎると害になるように、ヘビメタの聴き過ぎも害になりますから。
適度が一番です。何事も。