ハンドルを握ると人が変わる理由6選 危険運転をしやすくなる理由も紹介!
普段は大人しいのに、ハンドルを握ると人が変わる人っていますよね。
前の車がノロノロ走っているだけで、「何トロトロ走ってんだ!ボケが!」と暴言を吐いたり、クラクションを鳴らし続けたりする人いますよね。
なぜハンドルを握ると人が変わってしまうのか?
その理由について語りたいと思います。
ハンドルを握ると人が変わる理由
理由1、車の頑丈さ
車は頑丈です。フロントガラスも頑丈ですし、ドアも頑丈ですし、ボディーも丈夫です。
運転手はそんな丈夫さに守られています。
例えるなら、車に乗っている人は、防御力の高い防具を装備しているようなものです。
RPGをプレーしたことがある人は、高い防具を入手して防御力がアップすると調子の乗って、強いモンスターと戦ったり、難易度の高いダンジョンに挑戦したりしたことがあるはずです。
それと同じような心理的変化が、ハンドルを握ると人が変わる人間の心の中では生じているんです。
車の頑丈さに守られているから、調子に乗って人が変わってしまうんです。
強者の後ろに隠れて、威張ったり、他者を攻撃したりする人っていますよね。
虎の威を借る狐的人間は、強者に守られているという安心感があるから、調子に乗って、威張ったり、他者を攻撃したりしているんです。
人は頑丈なもの、強いものに守られている状態になると調子の乗りやすくなってしまうんです。
車は頑丈で強いものです。運転手はそんな頑丈で強い車に守られているから調子に乗りやすくなってしまうんです。
理由2、車の馬力
車には馬力があります。
2000ccの乗用車の馬力は150馬力ぐらいです。
150馬力・・・アクセルを踏み込めば、あっという間に100キロ出てしまうような馬力です。
そんな加速力のある車の性能を最大限使ってみたい。
そう思う人は必ずいます。その欲求が強い人がいます。その欲求が強ければ強いほどにハンドルを握ると人が変わりやすくなります。
車の加速力に気持ちよさを感じる人がいます。そういう人には車の加速力を最大限使ってみたい欲求が強い人が多いんです。
「あなたは車の加速力に気持ちよさを感じますか?」
感じると答えた人はハンドルを握ると人が変わる可能性が高いです。
理由3、車の攻撃力の高さ
ある種の人間は武器があると使いたくなります。
その攻撃力を確かめるために使いたくなります。
車には攻撃力があります。人1人の命など簡単に奪うことができるくらいの攻撃力があります。
攻撃力があるということは、車は武器のようなものだということです。
当然、その攻撃力を確かめたいと思う人がいます。そう思うような人はハンドルを握ると人が変わりやすくなります。
怒りっぽい人は無謀運転をしやすい
人には攻撃衝動があります。
悪口を言われたとき、馬鹿にされたとき、仕事で失敗したとき、ストレスを感じたとき、人は怒りを抱きます。
その怒りは、攻撃衝動を人に抱かせます。
攻撃衝動を抱いているとき、武器を持っている場合、その武器を利用して自分の攻撃衝動を満足させたくなります。
車に乗っているとき、攻撃衝動を抱いていた場合、車を利用してその攻撃衝動を満足させたくなります。
その衝動に負けた人間が危険運転をしてしまうんです。自分の攻撃衝動を満足させるために。
理由4、車の高級さ
高級な車を乗っている人には、「高級な車を乗っている俺は特別な人間」と錯覚する人がいます。
自分は特別と錯覚している人は、自分を特別視しているので、危険な運転をしても許されると思いやすくなります。
割り込み運転をしても、信号無視しても、あおり運転をしても、自分は特別なのだから許されると思いやすくなります。
さらに自分を特別視している人は、他人を見下している場合が多いので、文句を言われても反省する可能性は低いです。
むしろ、「高級車に乗っている俺に文句を言うなんて身の程知らずが!」と逆ギレする可能性のほうが高いです。
高級車だけでなく、性能の高い車(スポーツカー・ダンプ・大型トラック)に乗っている場合も自分は特別と錯覚する人がいます。このタイプの人も危険運転をしやすいです。
理由5、競争心が強い人
世の中には、競争心が強い人がいます。
競争心の強い人は、無謀運転をする可能性が高いです。

あの高級車に負けたくない。ぜったいあの車の前を走ってやる!

あんな軽自動車に抜かれるなんて屈辱!すぐに追い抜いてやる!
などとすぐに熱くなる人が、競争心の強い人には多いです。そういう人は無謀運転をしやすいです。
公共道路はレース場ではありません。レース場でないのですから競争する場でもありません。
競争心の強い人には、それがわかってない人がいます。レース場と勘違いしている人がいます。
そんな愚かな勘違いをしている人が無謀運転をするんです。
公共道路をレース場と勘違いしている競争心の強い人は、レーサー気取りの中二病と言っても過言ではないです。
そんなレーサー気取りの中二病が日本にはいるんです。恥ずかしいですね。
そんな恥ずかしい迷惑中二病にはなりたくないですね。
理由6、自己顕示欲が強い
「自分の車の性能を見せつけてやりたい」「自分の巧みなドライブテクニックを見せてやりたい」
などと思う人には自己顕示欲が強い人が多いです。
自己顕示欲とは「目立ちたい」という欲求です。
この「目立ちたい」という欲求が強い人は、承認欲求が強い人が多いです。
承認欲求は「他人に称賛されたい・認められたい」という欲求です。
つまり、見立ちたいと思っている人間には他人に称賛されたいと思っている人が多いということです。
他人に称賛されたいから目立ちたいと思っているんです。目立つ車に乗って、目立つ運転をして、称賛されたいと思っているんです。
そしてそう思っている人には、危険運転がカッコイイと思っている人が多いんです。
そういう人が危険運転をするんです。他人の称賛されるために。
反社会的な行為をすることがカッコイイと思っている人がいる
スピード違反、無謀な追い越し、信号無視・・・
世の中には、そういう反社会的な行為をすることがカッコイイと思っている人がいます。
暴走族が暴走行為をするのは、反社会的行為がカッコイイと思っているからです。
未成年がタバコを吸うのは、未成年がタバコを吸うという反社会的な行為がカッコイイと思っているからです。
人には、反社会的な行為をしている自分はカッコイイと思う人がいるんです。
そしてそんな反社会的行為をしている人を称賛する人もいるんです。
自分の反社会的行為を称賛してくれる人がいる。それがわかっているから反社会的行為をしてしまう人もいるんです。
社会的な行為で称賛を得られない人ほど、反社会的行為で称賛を得ようとする可能性が高くなります。
①車の頑丈さ
②車の馬力
③車の攻撃力の高さ
④車の高級さ
⑤競争心が強い人
⑥自己顕示欲が強い
以上の理由で、ハンドルを握ると人が変わってしまう場合があるんです。
以上の理由のどれか1つが原因で人が変わる場合もあれば、複数の理由が原因で人が変わる場合もあります。
おわり