コンビニワープ!過去には死亡例もあり!動機は時間短縮のため!?防犯カメラが抑止力になる!?
みなさん、コンビニワープってご存知ですか?
コンビニワープとは、進行方向にある信号が黄色から赤に変わりそうな際に、信号が青に変わるのを待って右左折せずに、信号機の直前にある角地のコンビニエンスストアの駐車場を通り抜けて、右左折する行為を指します。
通り抜けるのはコンビニに限らず、ガソリンスタンドやファミリーレストランなど、比較的広い駐車場や施設となります。このため、「ガソスタワープ」などとも呼ばれています。
要するに、信号待ちが面倒だから、コンビニやガソリンスタンドの駐車場をショートカットとして利用するということですね。
信号待ちが面倒だからコンビニやガソリンスタンドなどの駐車場をショートカットに使うなんて・・・そんなことすれば危険だって少し考えればわかると思うんですけどね。
実際、コンビニワープによる事件が発生しています。
2020年3月14日の夜、大分県宇佐市の国道10号線沿いの焼肉店の駐車場で、家族で食事に訪れていた3歳の女の子が、軽トラックにはねられて亡くなるいたましい事故が発生しました。軽トラックを運転していた71歳の男性は、釣りに行く途中で近道をしようと、信号がある交差点を避けて、いわば私有地である焼肉店の駐車場を横切ったのです。
加害者の男性は、「気づいてブレーキを踏んだが、間に合わなかった」と話しているそうです。
「コンビニワープ」をしても、短縮できる時間は、2、3分程度です。たった2、3分のために重大事故を起こすリスクのあるコンビニワープをするなんてナンセンスです。
でも残念ながらそんなナンセンスなコンビニワープをする人が跡を絶たないようです。
中部圏にあるコンビニオーナーは「当店は、交差点に面して広い駐車場があるのでショートカットをする人は多いです。一日の具体的な台数など把握できていませんが頻繁にその様子を見かけます」と話しています。
私もコンビニワープをしている人を目撃したことがあります。一度や二度ではありません。数え切れないくらい目撃したことがあります。ちなみに私の出身は茨城県です。茨城県は運転マナーが悪い人が多いということで有名な県です。それが本当かどうかわかりません。でも私がコンビニワープを数え切れないくらい目撃しているのは事実です。
危険でナンセンスな行為なのにもかかわらず、コンビニワープをする人が跡を絶たないなんて・・・情けない話ですね。
コンビニワープ対策
①入口を一か所にする
入り口を一箇所にすれば駐車場内を通り抜けできなくなりますよね。
でも入り口を一箇所にしてしまうと集客力が低下してしまうリスクが高ります。実際に集客力が低下してしまえば売上が落ちてしまうので、お店側としては一箇所にすることを実行するのはリスキーです。
②入口に私有地であることをはっきり明示しておく。
「ここは俺のものだぜ!」というニュアンスの看板でも立てておけば罪に問えやすくなるそうです。
③入り口付近に防犯カメラを設置する。
防犯カメラがあれば、コンビニワープをした人を特定しやすいですよね。
防犯カメラ作動中という看板などを設置しておくだけでも抑止効果を得られると思います。
たとえカメラが設置されていなくともカメラが作動中という看板があるだけでも運転手は警戒します。
防犯カメラを設置するお金がない人は、カメラ作動中という看板だけでも設置しておくことをオススメします。
まとめ
コンビニワープというメリットが小さい割にはリスキーな行為はやめたほうがいいと思います。
ちなみに駐車場内で人身事故を起こすと刑法上の責任も問われ、人をはねれば刑法の自動車過失運転致死傷罪となり、7年以下の懲役または禁固もしくは100万円以下の罰金が適用されるそうです。
つまり、コンビニワープをして人をはねれば、自動車過失運転致死傷罪となり、7年以下の懲役または禁固もしくは100万円以下の罰金を支払わなければならない場合があるということです。
すごくリスキーですね。
そんなリスキーな行為をするのは馬鹿野郎がすることだと思います。
なのでコンビニワープをしている人は今すぐやめたほうがいいと思います。