「だから」という言葉が口癖になりやすい人の5つの特徴

A男「だからそうじゃないよ」

B男「だから違うって言ってるじゃん。何度言ったらわかるの」

A子「だからこんなことしたくなかったのよ」

だから・・・だから・・・だから

「だから」が口癖な人が世の中にはいます。

「だから」が口癖になりやすい人には特徴があります。

その特徴について語りたいと思います。

「だから」という言葉が口癖になりやすい人の特徴

「だからそうじゃないよ」

「だから違うって言ってるじゃん。何度言ったらわかるの?」

と、やたら「だから」を使う人がいます。

  • 自信がある人
  • 傲慢な人
  • 論理的な思考を好む人
  • 正義感が強い人
  • 打算的な人

以上のような人は、「だから」という言葉が口癖になりやすいです。

自信がある人が「だから」が口癖になりやすい理由

自信がある人は、自分に自信があるがゆえに自己主張が強くなるため、「だから」という言葉が口癖になりやすいんです。

「だから」という言葉は論理的な思考の過程で使う言葉です。

・悪口を言えば嫌われる。だから悪口は言わないほうがいい。

・冬は寒い。だから防寒対策はしっかりしたほうがいい。

・薬物を使うと依存症になる可能性がある。だから使わないほうがいい。

と、論理的な思考の過程で「だから」という言葉は使います。

論理的思考に自信のある人は、論理的思考をする頻度が高いから、必然的に「だから」という言葉を使いやすくなるんです。

傲慢な人は「だから」を使いやすい理由

傲慢な人は自分は有能という思い込みがあります。

その思い込みがあるせいで自分の主義主張は正しいと思っています。

自分の主義主張が正しいと思っていれば、自分の論理的思考も正しいと思ってしまいます。

そのため「だから」という言葉が口癖になりやすいんです。

傲慢であればあるほど自分の論理的思考に自信を持つので、口癖になる可能性も高くなります。

傲慢な人は間違えを認めないゆえに「だから」が多くなる

傲慢な人間は自分の間違えを認めない人が多い。

自分の間違えを認めない人には「だから」を使って反論したり、自分の間違った主張を「だから」と使って正当化しようしたりする人が多い。

女性「浮気をするなんて間違っているわ」

男性「浮気するのは男に余裕がある証拠だ。だから間違っていない。余裕がある男性はどんどん浮気するべきだ」

女性「そんな考え方ぜったい間違っている」

男性「女性はすぐ間違っていると言う。だから男性のことを理解できないんだ。感情を優先するから理解できないんだ」

女性「浮気された女性は傷つくのよ。感情的になるのは当然じゃない」

男性「だから男性のこと理解できないと言っているんだ」

女性「理解したくもないわ」

男性「やれやれ」

と、自分の間違いを認めない人には「だから」を使って自分を正当化しようとする人が多い。「だから」という言葉を含んだ屁理屈を言って正当化する人が多い。

論理的思考を好む人が「だから」が口癖になりやすい理由

論理的思考を好む人がいます。

ミステリー好きな人には、論理的思考を好む人が多いです。

そういう人は「だから」が口癖になりやすいです。

論理的思考が好き人は、当然、論理的思考を行う頻度が高くなります。頻度が高くなれば、「だから」を言いやすくなります。

Aさん「犯行現場に犯人の指紋が残っていた。だから鈴木が犯人だ」

Bさん「だから鈴木は犯人じゃないって。何度言えばわかるんだよ」

Aさん「だから何度言われても僕の結論は変わらないって言ってるだろ」

Bさん「だからキミとの議論は嫌なんだ」

Aさん「だからと言って部員は僕とキミしかいないんだから議論しないわけにはいかないだろう」

Bさん「わかってるよ。そんなこと」

というようにミステリー好きは、「だから」が口癖になりやすい。

正義感の強い人が「だから」が口癖になりやすい理由

正義感の強い人の中には、その人が信じる正義があります。

・自分が嫌だと思うことを他人にしない。

・遅刻は厳禁

・友達との金の貸し借りはしない

などの正義を心の中に持っています。

正義感が強い人ほど、自分の中にある正義を貫こうとします。

そういう人は、「だから」が口癖になりやすいです。

キミは人として間違ったことをしている。だから行動を改めるべきだ。

人の嫌がることばかりして…だからお前のこと嫌いなんだ。

失言が多すぎる。だからキミは先生に怒られることが多いんだ。

キミは不真面目すぎる。だから仕事での失敗が多いんだ。

というセリフを正義感の強い人は言いやすい。

正義感の強い人は、自分の正義に反することをする人を見ると許せないと思ってしまう。自分の正義と他人の行動が論理的に矛盾しているから許せないと思ってしまう。

そのため思わず「だから」という言葉を含んだ論理的セリフを言いたくなってしまう。

だから正義感の強い人は「だから」が口癖になりやすいんです。

正義感の強い人ほど「だから」が口癖になりやすいんです。

●世の中には、正義に反することをする人がたくさんいます。

正義感の強い人は、そういう人を見るたびに許せないと思います。許せないと思うことが増えれば、論理的セリフでその人のことを責めたい気持ちになることも増えます。

責めたい気持ちが増えれば、実際にそのセリフを言ってしまう回数も増えてしまいます。

以上の理由で、正義感の強い人は、「だから」を含んだセリフが口癖になりやすいんです。

打算的な人が「だから」が口癖になりやすい理由

打算的な人には、他人を利用してでも得をしたいと思う人が多い。

そのため「だから」という言葉が口癖になりやすい。

なぜか?

それは「だから」には相手を洗脳する力があるからです。

「だから」は論理的思考の過程で使われる言葉です。その言葉を使うセリフも論理性の高い言葉です。論理性の高い言葉は一般的には正しい言葉と解釈されます。

人を殴ってはいけない。それは法律で決まっている。なのにキミはB君を殴った。だからキミのしたことは法律に反していることになる。だからキミは反省しなければならない。

と、言われたら反論が難しいですよね。この人の言うことが正論だからです。

正論は反論することが難しい。だからその正論を受け入れてしまいやすいんです。

正論は確かに正しいです。でも状況によってはその正論は受け入れないほうがいい場合もあるんです。

誰かを殴る行為。これは一般的には確かに間違った行為です。でも、自衛のために殴った場合はどうでしょうか?

毎日のように言葉の暴力を振るわれていた。そのせいで深く傷ついていた。そのため我慢できなくなって相手を殴ってしまった。

これは間違った行為でしょうか?

僕は100%間違った行為とは思えません。間違っている部分もありますが、正当な部分もあると思います。

それなのに「暴力はダメ。犯罪。だから絶対暴力振るってはダメ」と言われて、その正論を受け入れてしまう。そして言葉の暴力を振るわれても、一切、暴力で対抗しなくなってしまう。

これはどう考えても間違っていると僕は思います。

暴力には暴力で対抗しなければならないときがあると思うからです。そうしなければ、自分を守ることができないときがあると思うからです。

それなのに正論だからと言って、受け入れて、ただ言葉の暴力に耐える人生を選んでしまう。

これはどう考えても間違っていると僕は思います。

そしてこの正論を言った人間も間違っていると思います。

この正論はある種の洗脳だと僕は思うからです。

一人の人間を言葉の暴力に耐えるだけの人生を送らせるような正論を守らせるなんて洗脳としか僕には思えません。

だからこの正論は洗脳と思うし、この正論を言う人も間違っていると僕は思うんです。

僕は世の中には、こういう洗脳タイプの正論がたくさん存在していると思っています。

自分にとって都合の良い正論を言って得をする人間もたくさん存在していると思っています。

そんな打算的な人間がたくさんいると思っています。

その言葉(正論)に洗脳されている人もたくさんいると思っています。

「だから○○しなければならない」「だから××するべきだ」という正論に洗脳され、辛い人生を送っている人もたくさんいると思います。

洗脳されないためには、自分の論理的思考を高める必要があります。それができるようになれば簡単には洗脳されなくなれます。

洗脳されないためにも論理的思考を高める努力をしましょう。

おわり

Posted by みーこ