ポエム(詩)を読むと頭が良くなる!?名言でもOKだって♪(メンタリスト DaiGo談)

皆さん、ポエム読んでますか?

あるいは書いてますか?

僕は学生時代、黒歴史と呼んでもいい恥ずかしいポエムを書いてました。

ああ、麗しのあなた。あなたは僕の心のオアシス。旅人が砂漠のオアシスで癒やされるように、僕は心のオアシスで癒やされている。ああ、麗しのあなた。感謝の気持ちをあなたに伝えたい。

という感じのポエムをばりばり書いてました。中学3年生まで書いてました。なぜ書くのをやめたのか?は聞かないでください。

話を戻します。

ポエム

なんとポエムを読むと頭が良くなるらしいんです。

実用書を読むよりも、自己啓発を読むよりも、数学の本を読むよりも、ポエムを読むほうが頭が良くなるらしいんです。

そう『メンタリスト DaiGo』さんが言ってました。

しかも少しだけポエムを読むだけでも効果はあるそうです。ポエムだけではなく、名言集などを読むことでも同様の効果があるそうです。

どんなポエムを読んだらいいのか?

『DaiGo』さんオススメのポエムは『ラ・ロシュフコー』のポエムだそうです。

フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー
(1613年9月15日-1680年3月17日/男性)

辛辣な人間観察で知られるフランスのモラリスト文学者。フランスの名門貴族の生まれであり、数々の戦いに参加した後にいわゆる『箴言集』を執筆。辛辣な人間観察で描かれた彼の作品は、フランスの政治家「リシュリュー(Richelieu)」と対立し2年間の謹慎処分を受けた事や、フロンドの乱(17世紀フランスで起こった貴族の反乱)でフランスの政治家「ジュール・マザラン(Jules Mazarin)」と対立したことなどで味わった苦難が反映されているとも言われています。

引用:ウィキペディア

フランスの文学者であるフランソワ・ド・ラ・ロシュフコー。

彼の詩集を読むことを『DaiGo』さんはオススメしています。

フランソワさんはどんな詩を残したのか?その一部をご紹介したいと思います。

フランソワ・ド・ラ・ロシュフコーの詩

才があって
愚かな人はいるが、

分別があって
愚かな人は決していない。

 

わずかな言葉で
多くを理解させるのが、
大人の特質であるなら、

小人はこれとは逆に、
実に多くの言葉をしゃべりたてながら、
相手に何一つ伝えないという
天与の才能を持っている。

 

この世でもっとも幸福な人は、
わずかなもので満足できる人である。

なぜなら、
欲しいものが多ければ多いほど、
満足するには、
限りない財宝の山が
必要になるからである。

 

好調な時は充分に楽しみ、
不調な時は気長にかまえる。

よくよくの場合でない限り、
決して荒治療はしないことである。

 

人は理性でしか望まないものは、
決して熱烈には望まない。

 

我々は、どちらかといえば、
幸福になるためよりも、

幸福だと人に思わせるために
四苦八苦しているようである。

 

自分の内に
安らぎを見出せない者が、
それを外に求めても無駄である。

 

世間なんかなくっても
やっていけると考える人は、
よほど自分を
だましている人間である。

しかし、自分がいなければ、
世間はやっていけないと思う人間は、
それ以上に間違っている。

などの詩をフランソワ・ド・ラ・ロシュフコーは残しています。

このような詩を読むと頭が良くなると『DaiGo』さんは言っているのです。

どうして詩を読むと頭が良くなるのか?

ポエムを読むと頭の柔軟性を高めることができるからです。

○リバプール大学の研究

24人の学生を対象に、読書と認知機能の関係を調べたもの。全員にfMRi(脳の活動を計る機械)に入ってもらい、そのなかで48パターンの文章を読んでもらった。

その結果、ポエムのようなさまざまな解釈ができる文章を読んだ被験者のほうが認知機能が向上した。

ポエムは小説や実用書などの文章よりも解釈の幅が広いです。解釈の幅が広いということはさまざまな解釈をすることが可能ということです。

例えば、

才があって
愚かな人はいるが、

分別があって
愚かな人は決していない。

というフランソワ・ド・ラ・ロシュフコーの詩。

この詩は、さまざまな解釈ができます。解釈するだけでなく、解釈にたどりつくまでにさまざまなことを考えることもできます。

野球の才能がある人には愚か者がいるな。フランソワの言葉は正しいな。

でも音楽の才能がある人には愚か者がいるか知らないな。釣りの才能がある人にも愚か者がいるかしらないな。

だからフランソワの言葉が100%正しいとは限らないな。

というふうに、考えたり、解釈したりすることができます。

実用書や小説では、ポエムほどに思考の幅や解釈の幅がありません。

でもポエムは読む人の想像力や知識量によって無限と言ってもいいくらいの思考の幅と解釈の幅があります。

だからポエムを読むと頭の柔軟性がアップするんです。

研究者の言葉

一定時間にわたって詩を読むと、凝り固まった思考がほぐれて脳の柔軟性がアップする。これは、意味の再解釈をとおして新たな世界観を受け入れ、その行為が内的な報酬として体験されるからだ。

と、専門家の方が仰っています。

科学的にポエムの有効性は証明されているんです。

頭の柔軟性を高めたい方はぜひポエムを読んでみてください。

あっ、名言集でも同様の効果を得ることができるそうなので、名言集も読んでみてください。

おわり

Posted by みーこ